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テレビマンユニオンの理念・強み・就活などを徹底解説!

テレビマンユニオンとは?

テレビマンユニオンはTBS闘争をきっかけにTBSのディレクターたちが独立して1970年に設立された日本で最初の独立系番組制作会社です。当時、テレビ局が企画制作から放送まで独占していた時代に業界に革命を起こしたと言っても過言ではありません。テレビマンユニオンの成功を見て他の独立系番組制作会社が次々に誕生しました。

設立当初から多くのヒット作を生み出して評価を獲得、現在はほぼ全てのテレビ局の番組を制作していて、制作番組は多くの賞を受賞しています。

日本で初めての独立系番組制作会社で、日本で初めてビデオ撮影の海外ロケを行い、小型ビデオカメラをいち早く番組制作に取り入れるなど業界の先駆者的存在としても知られています。社員全員が株主、役員は社員によって選ばれるなどメンバーシップ制度という経営方法も特徴的です。

テレビマンユニオン設立のきっかけ「TBS闘争」とは?

テレビマンユニオンはTBS闘争をきっかけにディレクターたちが独立して設立された制作会社です。きっかけとなったTBS闘争とは放送された報道番組に対して視聴者から抗議や非難が殺到、さらに郵政大臣が「偏向報道」だと指摘、その結果、担当したスタッフは会社から処分を受け、組合が処分を不当と抗議したことから始まりました。

大きな会社に属していては制作者として自立できないと考えて「やりたいことを実現させる場所」「テレビマンの組織」を目指して1970年にテレビマンユニオンが設立されました。その理念は現在もテレビマンユニオンに受け継がれていています。

テレビマンユニオンの基本情報

テレビマンユニオンは日本初のテレビ番組制作会社として業界の先駆者的存在で、すべてのキー局で人気番組を制作していて、高い評価を獲得しています。

創業1970年
売上52億5900万円
従業員数300人
本社東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山South棟
新卒採用あり
得意分野バラエティー
取引テレビ局TBS、日テレ、NHK、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京など
制作番組世界ふしぎ発見!、サラメシ、オオカミちゃんには騙されないなど
URLhttps://www.tvu.co.jp/

テレビマンユニオンの企業理念

「自由の砦」

・独立する

・新しい演出をする

・新しい組織を創る

・新しい文化を創る

・新しい娯楽を創る

・時代を創るイベントをプロデュースする

・ひとりひとりがプロフェッショナルであるということ

・ジャンルを越えて創る

・人と社会を大切に思う

・50歳のテレビマンユニオンへ

テレビマンユニオンの企業理念は「自由の砦」です。その理念を実現するための10の考えが示されています。今回は1つずつ解説していきます。

独立する
テレビマンユニオンは1970年に大きな会社に属していては、制作者として自立できないと考えてTBSのディレクターが独立して設立された制作会社です。全員が独立・自立した制作者となることを目指しています。

・新しい演出をする
テレビマンユニオンはこれまでになかった新しい演出を行うことで、業界に新しい風を吹き込み、高い評価を獲得してきました。

新しい組織を創る
制作者が自立した存在となるため、社員全員は同等の株主で役員は社員によって選ばれる、会社の未来を選択するのは社員全員というメンバーシップという独自の制度で経営がされています。

新しい文化を創る
テレビマンユニオンの制作する番組は新しい文化を世の中に作り出してきました。

新しい娯楽を創る
数多くの名作バラエティー番組を制作してエンターテイメントの世界にも新しい風を吹き込んできました。

時代を創るイベントをプロデュースする
テレビ番組に留まらず舞台、イベント、映像配信、DVD、デジタルコンテンツなど事業の幅を広げています。

・ひとりひとりがプロフェッショナルであるということ
テレビマンユニオンの社員は全員が「ひとりひとりの使命とは何か?」を考え自分自身と仲間の可能性を追い求めています。個人を生かす組織。組織を生かす個人。」の両立を目指しています。

・ジャンルを越えて創る
テレビマンユニオンは全てのテレビ局、様々なジャンルで多様なコンテンツを制作しています。1つに縛られずに常に新しい何かを模索し続けています。

・人と社会を大切に思う
常に人と社会に興味と好奇心を持って、創造するとは何かを真摯に考えこだわりつづけています。

・50歳のテレビマンユニオンへ
映像はひとりの人生を創ることもあるほど大きな社会的影響力を持っています。次世代を育む映像文化の発展に貢献するために、常に新しいパートナーを開拓、自由でしなやかな気風と孤高の精神を大事にしてテレビマンユニオンにしかできないことを、テレビマンユニオンはいつもめざしています。

テレビマンユニオンの代表

代表取締役社長 中村 哲夫さん
慶應義塾大学卒業、多くの有名番組にディレクター・プロデューサーとして携わる。

テレビマンユニオンではメンバーシップ制度という独自の経営が行われていて、社員全員が株主で役員も社員投票で決定します。

メンバーシップ制度についてはリクルートページで解説されているので是非チェックしてみてくださいね。

テレビマンユニオンの事業

テレビマンユニオンはテレビ番組制作を中心に幅広い事業を展開。映画、音楽、イベント、デジタルコンテンツなどの制作でも高い評価を獲得しています。

テレビ番組の企画・制作、劇場映画の企画・制作・配給、音楽の企画・制作、コンサート、舞台、出版、イベントの企画・制作、VPの企画・制作、映像ソフトの企画・制作・販売、WEBコンテンツの企画・制作・配信、タレントのマネジメント、代理店業務、その他あらゆるコミュニケーション・メディアに関する業務

テレビマンユニオンの強み

テレビマンユニオンの1つ目の強みは日本初の番組制作会社であることです。これまで多くの人気番組を企画制作を行い高い評価を獲得。その実績から業界での信頼が厚く現在はほぼ全てのテレビ局の番組を制作しています。

2つ目は自立した制作者として若手から活躍できることです。「やりたいことを実現させる場所」「テレビマンの組織」という考えのもとで積極的に若手にチャンスを与える風土があります。組織の利益のために個々の人が働くというよりは、個々の制作者のために組織があるという考えを持って主体的に行動をし続けていれば多くのチャンスが与えられる会社です。

テレビマンユニオンは設立の背景や企業理念や会社制度の通りに制作者としての自立を尊重する会社です。入社後は社員でありメンバーであり制作者であり株主として自ら仕事を選び、自ら仕事を創っていくことになります。自分次第で可能性をどこまでも広げていける会社です。

テレビマンユニオンの弱み

テレビ番組制作費が減少を続けているなかで主力事業の番組制作は頭打ちの状況です。さらなる成長を目指すためにより広い領域でコンテンツプロデュースを担っていくことが求められています。

自立した制作者を目指す社風で実力主義の考え方が他社よりも強いです。安定した昇給などはないので人によっては弱みにもなるでしょう。

テレビマンユニオンの就活

テレビマンユニオンでは毎年5名程度の新卒採用が行われています。選考フローは3月頃にES提出→一次面接→作文試験→グループワーク→二次面接→最終面接です。業界の大手老舗企業として学生からの人気も高く倍率は高い傾向にあります。特にES選考の通過率が低く厳しいので時間をかけてしっかりと用意をするようにしましょう。

テレビマンユニオンの番組制作事例

日本のほぼすべてのテレビ局の番組を制作しています。事例としては世界ふしぎ発見!、サラメシ、オオカミちゃんには騙されないなどがあります。

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